案じてばかりで産めない

海外旅行とか、全然案じてないじゃんって話ばかり書いてます。

ハンガリー演奏旅行②(あちこち旅をしてまわっても、自分から逃げることはできない)

早起きしてマーチューシャ教会リベンジを計画していたが、ふつーに起きられず断念。設定が日本時間のままだったので寝起きにスマホを見て「リハ始まってる!?!?」とパニックになったがまだ8時台だった。

昨晩買っておいた朝食をのんびりと。シュニッツェル的なもののサンドイッチ、ヨーグルト、ココア。アパートメントだと部屋にレンジがあるのが便利。

 

今日からの宿はオケのみんなと同じところにしていたので、荷物を移動させる。Octogon近くのホテル。

電車もかわいいね。

リハは午後からだけど、この時点でもう10時を過ぎていたのでホテル付近を散策するにとどめることにした。

まずはドラッグストア(dm)でボディクリームやばんそうこうなど、忘れたものを入手。ハンガリー語は文字こそアルファベットだけど英語とは全く違うので、意味を推測することすらできない。日焼け止めと思って買ったものはBBクリームみたいな色のついたもので使えなかった。お買いもの結構大変…

オペラ座のショップもチラ見。改修中で外観を見られなかったのが残念。

これはどこか忘れたけどかわいかった本屋さん。

 

ランチはカフェで。コーヒーに飽きてレモネード。ピザトースト(?)はソースがとても美味しかったのだけど、出て来るのに思いのほか時間がかかり、あれもう集合時間じゃんどうしようと焦って包んでもらった。包んでもらったし店員さん親切だったしチップ払わないといけないのでは、ああでも硬貨の種類まだ区別つかないしカード払いにしよう。あれ、お兄さん金額入力済みの端末持ってきたけどこれどうすれば~~英語口から出てこねえええ… となった末、そのままカードを渡して決済してもらったので、チップは払えず、自責の念に苛まれながら集合場所に向かうことになった。チップ文化はコミュ障にはハードル高い。(学び)

 

会場のイタリア会館へ。とても立派な建物で、かつては国会議事堂として使われていたそう。舞台の後ろが巨大な絵になっていてテンション爆上がり。こんなところで演奏できるなんて……。リハは詰め詰め日程なので仕方ないとは言えハードだった。もう腕上がんない。

 

おみやげを買う時間に当てたかったので、練習後の食事会は出ず、そのままヴァーツィ通りへ。ヴァーツィ通りはみやげ物屋から良く知るチェーン店まで、様々な路面店が並ぶブダペスト一の繁華街。といっても程よい賑わいなので、東京って異常なんだなと思ったり。地下のみやげ物マーケットがあやしくて面白かった(店員がやたら褒めてくるのでちょっと怖い)。

 

昼間に学びを得たので、チップの心配がない屋台で夕食を済ませることにした。指さしオーダーができるのもありがたい。ランゴーシュというサワークリームとチーズが載った特大揚げパン、グリル野菜、ホットシナモンアップルパンチ。ランゴーシュが皿より大きくて怯んだ。

店員さんがとても陽気で、BGMに合わせて歌いながらサーブしてくれるのが楽しい。しかし街のにぎわいを横目にシェアする用のサイズの食事を1人で食べているとちょっと病みます……(飛行機で「ボヘミアン・ラプソディ」を観たことでメンタルが弱っていた)。仕事を休んで遠い異国を気ままに歩いて、こんなに楽しいことはないはずなのに、上手く立ち回れない恥ずかしい自分から逃れられない。どこか遠くに行きたいと願いながら、いざ遠くに行ってもなんだかここじゃない気がする。エリザベートオーストリアにはほとんど帰らずあちこち旅して、ハンガリーにもよく行っていたそうだけれど、あなたもこんな気持ちだったの? 

あつあつのアップルパンチが冷えた体を温めてくれた。

 

ドナウ川まで足を伸ばして夜景を見た。川越しにライトアップされた王宮が輝いていて、この景色を日々見て生きているブダペストの人々はどういう気持ちなんだろう…と想像したりした。素敵な夜。

 

ホテル近くのスーパーでお菓子などを追加購入して帰る。このホテルも内装水色づくし!

 

ハンガリー演奏旅行①(旅は予定通りに行かないもの…)

ロンドン・パリ旅行の半年前くらいの話です。

 

マチュアオーケストラの演奏旅行でハンガリーへ行くことになった。土日と祝日に有休を3日加えた6日間。恐る恐る言い出してみると、職場の人たちは案外快く送り出してくれた。 直行便がないので乗継は必須。時間を有効に使えることを第一に、夜中に日本を出発する便を選んだ。 退勤後、いったん帰宅して入浴・夕食を済ませ、22:00頃家を出た。羽田に着き、wifiを受け取ってからカウンターへ。空いていたので出発3h前くらいだったけれど手続きしてもらえた。早速保安検査を受けて免税店へ。香水を買う!と決めていたのでいろいろ見て回り、結局(やっぱり)MIUMIUにした。

JL41便は機内食が離陸後しばらく出ない代わりに、エコノミークラスでもサクララウンジを使わせてもらえる。「プレミアムナイトフライト」として人気の便だそうだが、前情報なしだったので驚いてカウンターで3回くらい「ラウンジ?」と聞き返してしまった。でも行ってみたらビジネスクラス利用者とフロア分けてあるのウケる… 夜食はどれもおいしかった。

 

機内食はこんな感じ。


快適に過ごして定刻通りヒースロー着。朝のヒースローは霧の街だった、北ウイング…

乗り継ぎは案外簡単。チケットのバーコードを読み込ませると行き先を教えてくれるマシンもある。ハロッズやテッドベイカーで買い物したい欲をグッと抑え(次の年末にロンドン行く予定だったので)、搭乗ゲートへ。 次の飛行機はブリティッシュエアウェイズ。お姉さんの制服がかっこよい。機内はとても狭く、飲み物も全て有料だった。

 

こちらも定刻通り、11:00にリストフィレンツェ空港着。空港はけっこうショボい。到着ゲートすぐのところにスーパーがあり、ペットボトルのフルーツティーとガムを買った。

100Eという、デアーク広場への直行バスが昨年(2018)から運行していて、ガイドブックより簡単に市内に出られるようになっていた。900Ft.=400円くらい。 30分ほどで広場に到着。バスを降りると、どこもかしこも「ヨーロッパの街並み」で感激した。こじんまりした気持ちの良い街で、あっという間に大好きに。天気も良く、気分よくうろうろした。

 

オケの集合日は翌日なので、今日は一人で宿泊。バス停近くの小道に今日のアパートメントのオフィスがあり、鍵をもらった。アパートメントは水色で統一された、イケアのショールームのような部屋(実際イケアの家具だった)。広々していて一泊5000円とは思えない。どこへ行くにも便利な立地で、我ながら良い宿を見つけたと思う。

 

荷物を置き、徒歩でまずはジェルボーへ。ジェルボーはエリザベートがお忍びで通ったという憧れのカフェ。シシィ(※)カフェとジェルボースライスを注文。ジェルボースライスはザッハトルテ的なケーキで、くるみとアプリコットジャムが層になっていて美味しい。シシィカフェはグランマルニエが結構がっつり入っていて、疲れた体に回ってしまった。一回休み。お店の内装も素敵で、店員さんも親切。おみやげにチョコやクッキーも購入。※シシィ:エリザベートの愛称

 

酔いを少し冷まして、王宮へ。ブダペストの街は、中央を南北に走るドナウ川によって西岸の「ブダ」側と東岸の「ペスト」側に分かれている。王宮がある丘陵地帯がブダ、平野で市街地が広がるのがペスト。ホテルやジェルボーはペストにあるので、王宮へ行くには橋を渡る必要がある。バスで行くつもりだったが、夕日を浴びる「くさり橋」が美しすぎて、歩いて渡ることに。

するとのんびりしすぎたせいで王宮のエリアに着くころには17時を過ぎ、マーチューシャ教会が閉まってしまった。戴冠式ごっこをしたかったのに…!(ミュージカル「エリザベート」の戴冠式の場面がこの教会) 王宮の施設は大体18時までなので、漁夫の砦のテラスからの眺めを楽しむのみとしてペストへ帰った。

 

公共交通機関は検札が厳しいので、ブダペストカードという乗り放題のカードを購入しておくと便利。私はデアーク広場駅の地下にある観光案内的なところで最初に買っておいた。これを使い、地下鉄とトラムを乗り継いでゲッレルート温泉へ。ハンガリーは温泉がたくさんあるのです。ここはブダペストカードで割引がありお得。 ロッカーに着き、さあ着替えようと思った瞬間、ホテルに水着を忘れてきたことに気づき絶望した。ショックすぎる… レンタルもなく、閉館時間も迫っていたので泣く泣く諦めた。建物の写真だけ撮って帰る。

 

夕食を求めてコジドゥ・ウドヴァルというパッサージュを通ってみる。電飾でキラキラした通りにおしゃれバル的な店が並んでいるが、お酒ありきといった感じで下戸一人で入るにはハードル高め。

通り過ぎ、フードカラヴァーンという、路地にフードトラックが並ぶエリアに行ってみた。英語メニューを出しているところが少なく、消去法でフムスを食べた。なぜフムス…正直そんなにおいしくはない。ちょっと暗いし汚いし若者騒いでるし…でも1人で食べてるおばさんとかもいて居心地は良い。

 

Astoriaまで歩き、メトロに乗ってこれまた有名な喫茶店ニューヨークカフェへ。途中道に迷うし変なおじさんが寄ってくるし(超速足で撒いた)、店はめっちゃ入りづらいし店員感じ悪いしで心が折れそうに。それでもバロック調の豪華な店内はうっとり眺めていられて楽しかった。ホットチョコレート(キャラメルフレーバー)を飲んだ。ココアみたいな薄いものではなくほんとにチョコレートを溶かした濃厚なもので、本日2回目のホイップクリームもあいまって胃がとてつもなく重かった。


 デアーク広場のスーパーで翌日の朝ご飯を調達し、ホテルへ戻る。シャワー浴びて1日目終了。

 

 

年末年始ロンドン・パリ一人旅⑧(パリ編 こんなに帰りたいと思ったことはない)

※心に余裕がなかったので写真が全然ありません

 

なかなか進まないバスの中、スマホJALのカウンターの場所を調べ、バスを降りてからのシミュレーションをする。どうか間に合ってくれ……
しばらくしてまずはターミナル1に停車。このとき時刻は17:40。これなら間に合う!と安堵したが次の停留所はターミナル2A・2C。JALは2Eなのでさらに次か……と思っていたら、その次に着いたのは2B・2D。乗るバスを間違えたかとパニックになって「Do you go to terminal2E??」と運転手に訊く(叫ぶ)と「Next!!」と叫び返された。よかった……

ようやく2Eの看板が見えてきた。ゲートに入って停車、と思いきや、運転手が停車できる入り口を間違えたようでいったんゲートを出てぐるっと一周するはめに。嫌がらせか!?

バスはターミナルの1階部分に到着。口から飛び出そうなくらい心臓をバクバクさせて降車し、預けていたスーツケースを引ったくって猛ダッシュした。1階は到着フロアらしくチェックインカウンターが見当たらない。カートを片付けるおじさんが遠くに見えたので「Where is departure〜?」(←酷い)とダッシュしながら呼びかけると、「Lift! Lift!!」とエレベーターを必死に指差してくれた。通じた!ありがとう!!

エレベーターを降りたら、あとは事前のシミュレーション通り一番端にあるJALカウンターまでとにかく走るのみ。走って走ってなんとか辿り着いて時計を見ると17:55だった。間に合った……!
息切れして死にそうな私にグランドスタッフのお姉さんは「大丈夫ですよ」と優しくほほえみ手続きをしてくれたが、内線で「◯◯様いらっしゃいました」と連絡していたのでやはり最後の1人として待たれていたようだった。申し訳ありませんでした。

 

保安検査と出国手続きはスムーズに進み、搭乗開始前にゲートに着くことができた。もはや免税店を冷やかす余裕もないので、ただただベンチに座って心の中でフランスに別れを告げていた。ストであんまり観光できなかったけど楽しかったよ、近いうちにまた来るね。
搭乗ゲートでチケットを受け付ける係をさっきのカウンターのお姉さんがやっていて、「あ、◯◯様!(間に合ったのね)」とにっこりされて大変恥ずかしかったです。

帰りの飛行機はエコノミークラス症候群の恐怖で何度も目が覚め、そのたびに一生懸命脚の体操をしていたので日本に着く頃にはぐったりしていた。相変わらず食欲もなくて機内食もあまり楽しめず…… (でもアラジンは見た!)



着陸して入国手続きまでの長い通路を歩きながら、「本当に帰ってこれた……」となんだか不思議な感慨に浸っておりました。帰ってこれなかったらやばいんだけどね。
こうして私の年末年始ひとり旅は無事に(?)幕を下ろしたのでした。めでたしめでたし。

 

(おまけ)
ちなみに……体調は結局どうなったかという話です。
エコノミークラス症候群ではという不安が大きかったので、着いたその足で空港内の病院に寄ってロンドンで意識を失った話をしたところ、「大きい病院でCT検査を受けた方が良い。今日はご家族に迎えに来てもらいなさい」と帰され、さらに不安を大きくしながらも迎えに来てくれる家族はいないので1人で帰宅した(羽田のリムジンバスは券売機で座席が確保できるシステムで感動した)。
1日空けて6日から仕事初めの予定だったが、朝起きた瞬間激しい頭痛に襲われて吐いてしまい、まさかの10連休に…… 近所の病院では「疲れだね〜」と軽くあしらわれ、でも出された高い頭痛薬がよく効いたので翌日から出勤した。その後もしばらく特大口内炎が3つもできたり突然世界が回りだしたりと絶不調が続いたが、いつのまにか元気になって今に至ります。結局なんだったんでしょうね…… 後日別件で行った病院では「血栓は肺でトラップされるから脳に行くことはない。失神は単純に疲れだろう。」と言ってもらえてとりあえず一安心した。確かに11月くらいからツアーやら宝塚やらで毎週末熱心に遊んでいて疲れてはいた…… 今後は海外旅行は万全の状態で臨むことを心に誓いました。

 

最後におみやげ自慢です。

フォートナム&メイソンのお茶、オルゴール缶、バッグ、スパイス、ワインオープナー

ティーバッグ各種

リヨン駅で買った手袋とハンドクリーム

ウィンザー城のスプーンとお茶

V&Aのグッズ

マリクワ展のカード

ベルサイユ宮殿のグッズ

大英博物館のあひる

ハロッズのキャンディ

ニナスのマリーアントワネット紅茶、アンジェリーナのキャラメル

クスミティー

 

年末年始ロンドン・パリ一人旅⑦(パリ編 セーヌ川をのんびりと しかしまた試練)

翌朝目覚めると熱は下がっていたが、ここ数日の体調の悪さが急に不安になってきた。この脚の怠さはもしやエコノミークラス症候群!?と思い至り、死亡事例などいろいろ検索して怖くなってしまう。
そういえばクレカの付帯保険で健康相談できたはず…… しかしサイトに書いてある「コレクトコール」の使い方が何度読んでもよく分からない。もういいや、ここまで大事に至らなかったわけだしなんとかなるでしょう、と諦めた。

これでそこそこ時間を使ってしまい、ホテルをチェックアウトするのが予定より遅くなってしまった。フロントに荷物を預け街へ。そう、今日は最終日です。
相変わらず地下鉄は動いていないので、バトビュスという水上バス(船)でセーヌ川を1周することにした。植物園前から乗船。船はガラス張りでデッキもあるので、エッフェル塔ルーブル美術館(の裏側)やオルセー美術館(の裏側)など、パリらしい景色をひと通り見ることができて大満足。火災に遭ったノートルダム大聖堂は痛々しい姿だった。

 

 サンジェルマンデプレの停留所でいったん降りてランチ。職場の人に教えてもらったスミスベーカリーというバゲットサンドのお店に行ってみた。「米が食べたい……」状態だったのにも関わらず、びっくりするくらい美味しくて感激。小麦がうまい……
有名店らしく、次から次へと日本人がやってくる。紅茶はマリアージュフレールだった。

 

最後にもう一度おみやげを買っておこうと近くのモノプリに入った。衣類も置いている大きめの店舗で見ているだけでテンションが上がる。もちろん見ているだけでは済まないのでたくさん買ってしまった。クスミティーやアンジェリーナなど、お高めの物も置いているのがモノプリの良いところ。これでおみやげの心配はなくなった。

このあたりは町並みもかわいい。


停留所でバトビュスを待ちながら、モノプリで買ったスムージーと謎のきゅうり水を飲んだ。きゅうり水不思議な味なんだけどクセになる。

 

ホテルで荷物を回収し、歩いてリヨン駅へ。リヨン駅からシャルルドゴール空港までの直行バスが出ているのだ。しかし待てど暮らせどバスが来ない……定刻を30分くらい過ぎてようやくやってきたが、混んでいてなんと「あなたから後ろは次のバスに乗ってください」と言われてしまう。思わず「え〜〜〜〜!」と言ったら係のおじさんに「ふえ〜〜〜〜😭」って真似されて激おこ。19時の飛行機だからチェックインカウンターが18時に閉まってしまうのに、この時点で16時。次のバスもいつやってくるか分からない。怖いよ〜〜

やきもきしながらもバス停でスマホから飛行機のチェックインを済ませ、バス代も係のお姉さんの端末で事前決済。焦ってもバスは来ないのでおやつを食べたりきゅうり水を飲んだりして心を落ち着かせる。。


ようやくバスが来た時には16時半を回っていたが、それも前の停留所でたくさん乗車したらしく私含め3人しか乗れなかった。怖すぎるよ……
座席に荷物を置いたおばあさんに「Can l use this sheet?」と声をかけてどかせ、すぐに降りれる最前列の座席を確保。こんなこと普段なら日本語でも出来ないのに……

乗車はできたが渋滞でバスはなかなか前に進まない。私は飛行機に間に合うのか? 次回乞うご期待!

年末年始ロンドン・パリ一人旅⑥(パリ編 愛の神殿と愛の面影)

 

プチトリアノンのアントワネットの城館はさっきのキンキラキンとは打って変わってこじんまりと上品な趣き。アントワネットがこっちにこもりがちだったのも分かる……
「田舎風」に造らせた「王妃の村里」も。

 

そして今回の旅行で最も胸を打たれたのがこちら、「愛の神殿」。アントワネットとフェルゼンが密会していたと言われる場所です。

訪れる人も少なく、静まり返った冬の空の下に佇む大理石の美しいドーム。そっと中に入るとたちこめるロマンティックな雰囲気にクラクラした。これは盛り上がっちゃうのも止むなしだわ……
2人の「愛の面影(※)」を感じながら美しいひとときを過ごした。

※ 宝塚のベルばら「フェルゼンとマリーアントワネット編」の曲タイトル

 

帰国後、「マリー・アントワネットの暗号」という、2人の往復書簡を解読した本を読んだのだけれど、これは旅行前に読みたかったですね……  アントワネットが聡明な人物であったこと、フェルゼンが王妃を助けるために文字通り命がけで奔走したこと、そしてそこにあった愛の大きさが分かります。おすすめ。

 

もと来た道を戻っていると、庭園の途中に軽食スタンドを発見。そういえばモンブランしか食べてなかったのでお腹が空いてきた…… フライドポテトとショコラショー(ホットココア)を食べた。あたたかいココアがしみて、身体が冷え切っていたことが分かる。

 

日中はメトロが動いていないので、帰りはバスとメトロを乗り継ぐルートが使えない。宮殿から徒歩20分くらいのところにある国鉄駅を使うことにした。
宮殿を一歩出ると、そこはきらびやかな観光地ではなく市民のための街並みだった。教会があり広場があり、パッサージュには小さなブティックや雑貨店が並ぶ。ヨーロッパらしい景色を眺めながら駅までの道を歩くのはとても楽しかった。



が、突然まっすぐ歩けなくなってしまう。三半規管がおかしくなったのか?よく分からないけれどバス停のベンチに座って1回休み。乗ろうと思っていた電車を逃してしまった。

なんとか駅にたどり着いたが、次の電車は30分後。始発なので電気のまだ点いていない車内でじっと出発を待った。

 

何度か乗り換えてリヨン駅着。構内のフランス版クレアーズ的な雑貨屋さんで手袋とハンドクリームを買った。ほくほく。

 

すっかり陽も落ちてしまったので、駅近くのフランプリ(庶民派スーパー)に寄って夕飯とばらまき土産用のお菓子を買った。量り売りのサラダとグリルチキン、そしてモッツァレラチーズ!チーズ激安ヨーロッパ最高。

夕飯は部屋で。グリルチキンとっても美味しいのになんだかのつこつして飲み込めない……と思っていたら身体がぼーっとしてきて明らかに発熱していた。ベルサイユで全身冷えたせいだ……!冷えピタ貼って即寝た。(旅行のとき体調崩しがちなので冷えピタは必ず持参してます。今回も奏功してしまった。)

 

追記:「のつこつ」は関西の方言だそうです。標準語だと思ってた…!食欲がなく喉を通らないさま、です。

年末年始ロンドン・パリ一人旅⑤(パリ編 オスカルさまを求めてベルサイユへ)

朝起きられず……昨日ホテル近くの商店(という表現がぴったりの店)で買ったカップスープだけ飲んで慌ただしく出かけた。

 

今回パリに寄った目的はベルサイユに行くことだったので、ホテルはC線の近くにしておいたのだけれど……これまたストで使えず。幸い朝晩は地下鉄が本数を減らして運行しているので、地下鉄とバスを乗り継いで向かった。city mapper様様🙏  なお、「ベルサイユ宮殿 バス 行き方」とかでググるとバスの番号などを解説した親切なブログが出てきます。

ようやく辿り着いた〜とバスを降りると……

でかっ!!!

大きな通りにルイ14世の騎馬像がそびえ立ち、さらにその背後に黄金の門と巨大な城…… 想像とスケールが違いすぎる。これがベルサイユなのね。。
オスカルさまの邸宅の窓から宮殿を見せられたロザリーの驚愕が分かりました。

10時までの優先入場のチケットで、バス停に着いたのは9:50くらいだったが、確かに門は見えているのに広すぎて間に合わない!とまた重い脚に鞭を打って走る羽目になった。何をやってるんだか、、
チケット売り場は長蛇の列だったのでネットで買っておいて正解だった。


宮殿内をめぐる前にお手洗いに行っておきたいな、とさまよっているとアンジェリーナを発見!私アンジェリーナのモンブランが大好きなのですが、銀座のティールームが閉店してしまい……今回どこかの店舗に行きたいと思っていたのでこれはラッキーといきなりティータイムにしました♡
モンブランと紅茶のセット。幸せの味。紅茶がとっても華やかな香りでまた美味しかった。銀のポットで出てくるの最高じゃないですか…… 

お店出たら行列になってたので朝イチに入ったのも大正解だったみたい。


宮殿内はとにかく派手。正直あんまり趣味ではないけれど…… 天井画のマルス(軍神)を見て「オスカルさま♡」となったり衛兵の待機所を見て「オスカルさま♡」となったり勝手に楽しかった。

王妃の寝室には隠し扉が。

 

庭に出るとまたその壮大さにびっくりした。遠くまで見渡せるように美しく傾斜がつき、噴水や運河が完璧な配置をされている。



アントワネットの離宮があるプチトリアノン宮まで行くミニトラムが走っているが、8€高いな……とケチって寒空の下歩いてしまった(これが良くなかった)。

つづく

年末年始ロンドン・パリ一人旅④(ロンドンから海底トンネルでパリへ)

元旦はパリへ移動。海底トンネルを通るユーロスターという鉄道を使う。公式サイトで発売すぐに押さえたのは「スタンダードプレミア」という食事も付くちょっと良い座席。このクラスは1人席があるので他人と向かい合わせはキツイな……という根暗さんにぴったり。座席は反転出来ないので進行方向を確認して予約することをおすすめします。

国際線のセントパンクラス駅の隣にはかの有名なキングズクロス駅がある。早めにホテルを出て行ってみると、「9と4分の3番線」を模した壁が用意されていた。壁に吸い込まれかかった状態のカートもあり、記念撮影ができるようになっている……が、長蛇の列なので諦めて知らんお兄さんを撮影。ショップでホグワーツへの片道切符を購入した。10歳の私は11歳の誕生日にホグワーツから入学案内が届くって信じてたんだよ……だいぶ遅くなっちゃったけどキングズクロス駅まで来れたよ、よかったね☺️

 

セントパンクラス駅に移動し、保安検査所へ。eチケットをかざすと黄色のレシートが出てきて何事!?と思ったら座席が変更になったという案内だった。パリでは12月頭からずっと大規模なストが行われていて、ユーロスターも減便になってその影響だと言う。私の乗る便は運休にならなかったけど、なんも調べてなくて減便になってることすら知らなかった……危な。。

保安検査はそこそこ混んでいて思ったよりギリギリになってしまった。カフェで紅茶をテイクアウトして車内へ。最初に予約していたのと同じタイプの座席(進行方向・1人席)だったので一安心。出発後、ほどなくして食事が運ばれてくる。これが思いのほか美味しくて食欲を失った状態でも8割くらい食べられた。食後はコーヒー紅茶もつく。スタンダードプレミア良き……

 

ぼんやりしてたらあっという間にパリ北駅に到着。北駅から1本で行けるアクセス◎なホテルを予約しておいたので早速移動〜と思ったらストで地下鉄ほぼ全滅していた。なんてこった…… 駅員さんに聞こうにもそもそも地下鉄駅が営業してないから人がいないんだな。。あちこち彷徨っているときに「そういえばロンドンでダウンロードしたcity mapper(乗り換え検索アプリ)ってパリにも対応してたな?」と急に思い出した。検索したら超〜〜遠回りしか出てこない……けど仕方ないのでそれで行きます。分からないので多めに切符を買って、電車とバスを乗り継いでなんとかオウステルリッツ駅に辿り着いた。

ホテルは駅近のおしゃホテル。近未来なベッドと謎のでかい鏡が印象的。ここもアメニティ等は最低限…で朝食なし1泊14000円くらいするけど清潔だしスタッフが親切。ニコニコしながら手なんか振ってくれる☺️

 

夕方ちゃちゃっとオルセーに行くつもりだったがここまでのロスでもう間に合いそうにない。早めの夕飯を食べに出かけてみたが、駅周辺はあまり店もなくさみしい雰囲気…… 自分が何を食べたいのかももはや分からなかったが、ホテルの近くに中華料理屋があったので入ってみた。客1人もいない…… チルドのお惣菜がショーケースに並び、別途麺など温かいメニューもある。ということで生春巻とワンタン麺的なものを注文。生春巻はラップに包まれたまま登場〜 麺も普通に美味しかったはずだけど、とにかく食欲がなくて、でもあんまり残すのも失礼だし…と吐き気をこらえながら無理やり食べた。やる気のない店員はずっとタブレットで動画を見ていた。

ホテルに戻り、お茶を飲みながら(今回のホテルはポットがあった)明日行く予定のヴェルサイユ宮殿のチケットを購入。事前に買っておかないと入り口でめっちゃ並ぶよ〜と会社の人に教えてもらっていたのを今さら思い出したのだけど、朝イチのチケットはまだ売っていた。
帰国後に行く予定のDANCE OLYMPIA(花組公演)の振付動画を見つつ早めに就寝。