案じてばかりで産めない

海外旅行とか、全然案じてないじゃんって話ばかり書いてます。

有休消化旅③(ヘルシンキ観光→ヴァンター)

翌日の飛行機が早朝便なので、この日はヴァンター空港近くのホテルを予約していた(実は昼間のSASを予約していたのにフライトがキャンセルになってしまい、早朝便に振替られた)。

昼過ぎまではヘルシンキにいられるので、朝から念願だったシベリウス公園に行った。作曲家シベリウスの像と、彼の音楽を表現したモニュメントがある。シベリウスの曲は演奏は大変だけど壮大で結構好き。ツアー客がちょうど帰ったタイミングで、モニュメントを一人占めできた。

シベリウス公園は整備中で、モニュメント以外のところはほとんど入れなかったけど、木々の香りに自然を感じることができた。海沿いにはregattaという可愛らしいカフェがあり、なんとここでは薪木でソーセージを焼くことができる。朝いちばんで火は消えていたが、ソーセージを注文すると火を起こしてくれた。

穏やかな海辺で、揺れる炎をぼんやりと見ながら熱いコーヒーをすすり、ソーセージを炙る……こんな幸せな時間があったとは!なんだか噛みしめてしまった。

 

お昼はかの有名なかもめ食堂で。

日本人ばっかりかな〜なんて思っていたが、現地のお客さんで繁盛していた。私は秋のメニューのきのこ丼にした。このきのこが美味しくて!しいたけのような出汁の味に、マッシュルームのような肉厚の食感。さすがフィンランドきのこも美味しい。

 

この帰りトラムの扉に挟まれた…

座席は路面図柄。

3日間乗り放題のヘルシンキカードもかわいい。


スーパーでおみやげを買い足すついでに、気になっていた生搾りオレンジジュースも買ってみた。

ボタンを押すと機械がどんどん絞ってくれて、オレンジ4〜5個分は入ったと思う。ここでボトルに虫が混入しているというトラブルがあったが、怖そうな店員さんに恐る恐る交換を申し出てみると、虫を見て大層嫌そうな顔をしたのちにof course !と交換してくれたので安堵した。国によって衛生観念違うから不安になるよね……

 

空港からホテルは送迎バスが出ているので、いったん空港へ。ホテルはありがちな大型ホテルで、不本意ではあるが快適だった。近くにユンボという大型ショッピングモールがあるので、夕ごはんを調達しに行った。黒パンのサンドイッチ。

びっくりするほどバターがたっぷり塗ってあってクリーミー。ここのスーパーの方がマリメッコのペーパーナプキンは安かったです。


ホテルはサウナがあると書いてあったけど、扉が閉まっていて使えなかった。悲しい。明日は4時起きなので早めに寝ます。

有休消化旅②(ヘルシンキ観光)

昨日forumを通ったときに、フィンランドの老舗チョコレートメーカーファッツェルのカフェがあることを確認していたので、今日は優雅な朝ごはんを頂くことに♡ クロワッサンサンドとホットチョコレートを頼んだ。

ホットチョコレートはなかなか出てこないな〜と思ったら生クリームを泡立ててくれていたみたい!濃厚で幸せの味。クロワッサンは層が見えるくらいバターたっぷりで、温めてくれたけどしなっとせずに最後までサクサクだった。朝から優雅すぎて怖い!

 

サカバンバスピスをご存じでしょうか…?Twitter…じゃなくてXでちょっと話題になった古代生物で、なんとも言えないまぬけな顔をしているのだけど、その模型が唯一ヘルシンキの自然史博物館にあるらしい。地球の歩き方にも出てこないミュージアムなので正直あまり期待していなかったけれど、展示方法がおもしろくて大当たりだった。

肝心のサカバンバスピスはガラスケースの奥の小さな模型で、うっかり見落とすところだった。お顔がキュート。


徒歩圏内にテンペリアウキオ教会という岩の教会があるので行ってみた。ちょうど説教?の時間と被ったのでお話を聞こうと座っていたら、牧師さんがアカペラで歌い出したのにはびっくりした。プロテスタントは華美な装飾を好まないとのことで、洗練されたシンプルな美しさが印象的な教会だった。


お昼は再びオールドマーケットホールでサーモンスープ…… ほんとに美味しいので何度でも食べたい。

これはかわいい窓↓

 

トラムで中央駅も見に行った。ウクライナの国旗が掲げてある。着いたときは裏口から出てしまったらしく、豪華なホールは見れていなかった。


中央駅近くのKスーパーマーケットはマリメッコのペーパーナプキンをたくさん取り扱っていると聞いて、おみやげ用にまとめ買いをした。その他ムーミングッズや、フィンエアーのブルーベリージュースも買った。

 

おやつにストックマンのロバーツコーヒー(コーヒーチェーン)でジェラートを食べた。ブルーベリーシナモンとストロベリーバジル。濃厚なのでいわゆるジェラートとはちょっと違うかも。


本屋の2階のカフェアアルトをチラ見したり、マリメッコを見たりした後、マックでポテトを買った。


本日の晩ごはんはこれにカップのマッケンチーズ、ムーミンの紅茶、ヨーグルトです。





有休消化旅①(成田→ヘルシンキ)

転職が決まり、最終出勤日の調整が付いた瞬間に計画を立てた今回の旅行。憧れのヘルシンキコペンハーゲン、オーレスン橋を使ってマルメにも行き、ロンドンに寄って帰ってくるという妄想通りの旅程となった。

ヘルシンキ行きの飛行機は深夜便だった。成田発のフィンエアー。早めに成田に着いてWi-Fiを受け取り、最後の晩餐と称してうどんを食べた。今回は珍しく友人と一緒です。(各々のシナモン)


フィンエアーのカウンターはとても混んでいて、オンラインチェックイン済みだったにもかかわらず荷物を預けるだけで1時間近く並んだ。荷物の控えはムーミンのイラスト入り。

免税店でジョーマローン買った♡

 

深夜便は夜に寝て朝に着くので時差ボケがあまりないのが良いところ。2時頃に出た機内食は「うどんでお腹いっぱいだよ〜」と言いながらあっさり完食。ブルーベリージュースおいしい。

比較的よく眠れて、朝の軽食も美味しかった。マリメッコのペーパーナプキンがかわいいです。

機内ではフィンエアー合唱団のビデオを見たり、シナモンを寝かしつけたりした。

 

入国審査であれこれ質問されたのは初めてだった。


ヴァンター空港から鉄道でヘルシンキ中央駅へ。駅の券売機がカードを認識してくれなくて、念のため用意したユーロがいきなり役立ってしまった。3日間のABCゾーン券を買う。朝焼けの車窓を楽しんでいるとあっという間に到着した。

ホステルの鍵の番号が届くのが9時ということで、近くのマクドナルドで時間を潰した。ドーナツとpukkaの紅茶。

 

ホテルに荷物を預けた後は、念願のサウナ!

ここはアッラスシープールという、バルト海にドボンできるサウナなのだが、先週の大雨で水質が悪くドボンは出来なかった。代わりに温水プールに入ったが、こちらも十分冷たくて、海水は危険過ぎたかもしれないと思った。朝サウナはスッキリして気持ち良い。ボタン1つでセルフロウリュもできる。入場料はちょっと高いけど、清潔でドライヤーもありとても快適だった。

タオルレンタルは8ユーロもするので持参すべし。水着とビーサンも。

 

ぽかぽかの身体で市場を冷やかし、お昼ごはんを求めてオールドマーケットホールに行った。

ここは魚介類の店のほか、カフェやちょっとしたレストランなどが軒を連ねる屋内のマーケット。行きたいお店リストに入れていたスープの専門店があり、早速サーモンスープを注文した。

これ、めちゃくちゃ美味しい…!ディルとチャイブ?のさわやかな香りとクリーミーなスープがバッチリ合って、分厚いサーモンと柔らかいじゃがいもがごろごろ入っている。どんぶりのような大きな器で出されるけど、2ユーロのエキストラスプーンを注文すると2人で分けっこもできる。バゲッドのスライスは食べ放題だし、パンのディップソースも大葉のようなバジルのようなクセになる味で美味しい。身体にじんわり沁み渡る優しい味を堪能していきなり大満足だった。
吹き抜け部分のstoryというお店でシナモンロールも買った。


歩いてヘルシンキ大聖堂へ。教会行事中で中には入れなかったが、階段を登ると良い眺めが楽しめる。階段に座ってしばし休憩。


エスプラナーディ公園周辺のメイン通りを散策。ヘルシンキはあちこちにお花があふれていて、そして全体的に花がデカいので歩いているだけでとても楽しい。ストックマンというデパートに行き、インテリアフロアを見た。素敵な照明や花瓶など、持ち帰るには大変なものが多いけど、見てるだけでもわくわくする!醤油皿に使えそうな小さなお皿を買った。


ストックマンの地下にはスーパーもある。日本と全然違う店内と商品に大はしゃぎ。とりあえず水しか買わなかったけど楽しかった〜!

 

チェックインの時間になったので一度ホテルへ戻る。今回の宿はヘルシンキ中央駅から徒歩5分ほどのかわいいホステル。ドミトリーの他に個室もあり、私たちはシングルツインの部屋を予約していた。お部屋とってもかわいい♡ 共用部分も清潔で治安が良く、ラウンジで騒ぐ人もいない、ほんとに安くて快適で最高のホステルでした。


ホステルにレンジ、ケトル、オーブン、冷蔵庫、食器があることが分かったので、晩ごはんを調達しにスーパーへ。forumというショッピングセンターを通り抜けて、さっきとは違うスーパーへ行った。サラダの量り売りはついついチーズを入れ過ぎて高額に…

サーモンの寿司とジュース、デザートにブルーベリーとアイスも買った。

寿司は友人の言葉「サーモン100点、米マイナス50点」が的確。ジュースは特にいちごが本物のいちごのような青臭さを再現していて感動しました!!さすがフィンランド、ベリー系が安くて充実している。3番アイスは定番なのかな?適当に色で選んだらコーヒー味だった。

 

ついでにネイル自慢↓

時差ボケを考慮して早めに就寝。

京都旅行⑤(フォションホテルお部屋探訪&翌日)

お部屋はこんな感じ。

なにもかもフォションピンク。

コートかけはブティックのよう。(心なしかコートが高そうに見える)

ドライヤーはダイソンでした。

そしてこのホテルは全ての部屋にグルメバーなるものが設置されているのが特徴。クローゼットかと思って開けたらお菓子やエスプレッソマシンが入ってるのだ……

紅茶はジュエリーケースの如く鎮座しているし。水を飲むのもワイングラス。

あと気に入ったのはこれ↓

 

コネクティングルームを用意してくださったので女4人できゃっきゃできて楽しかった~(弟は帰宅した)

はしゃぎつつ就寝。

 

…そして朝ごはん!

いろいろ選べて楽しく、とても美味しかったです。特別牛乳初めて飲んだ〜☺️ ディナーは重かったのでこれくらいの贅沢がちょうどいいみたい。


過去の旅行の思い出話などに花が咲き、だいぶのんびりしてしまった。昼頃の新幹線まで市内観光のつもりだったが、最後に客室でコーヒーを飲んでチェックアウトギリギリまでホテルを堪能することに。#豪華な暮らし 楽しかった〜〜❣️(丁寧な暮らしへのアンチテーゼ)

 

京都駅で別れ私は新幹線、皆は在来線へ。毎度おなじみ中村藤吉本店の生茶ゼリーを食べて、爆睡して起きたら東京だった。翌日からの慎ましい生活はギャップが大き過ぎて、1週間ほど夢うつつで過ごしました……

京都旅行④(フォションホテルのこってりディナー)

これがフォションホテル…

チェックインの手続きでまずこれ。マカロンと紅茶が供されました。

 

(おばあちゃんが)張り込んでディナーもフォションホテルのレストランで。珍しい食材、美しい盛り付け、素敵な食器……

しかし久しぶりのフレンチフルコースはこってりすぎて胃が悲鳴を上げる。3つ下の弟すら早々にギブアップして、我々はもう本格的なフレンチは無理な身体なんだと悟った。悲しいね……
チーズ盛り合わせが美味しくて私は人の分までブルーチーズを食べた。

内装ももちろん素敵。

 

廊下すらかわいい。

お部屋探訪へ続く…

京都旅行③(嵐山&フォションホテル)

翌日は嵐山へ。京福電鉄路面電車で向かいました。普段乗らないので道中も楽しい。

 

まずは渡月橋を渡ってみる。

 

そして渡月橋の近くの高級旅館に宿泊!…ではなくアフタヌーンティー


和の装いが珍しく、繊細な味わいのセイボリーがランチ代わりにぴったりでした。お茶もたくさん飲めて幸せ♡

お庭も素敵。

 

その後は予約していたトロッコ列車の時間までかなり余裕があったので散策に繰り出しした。嵯峨嵐山文華館という百人一首の博物館は、建物はとてもきれいだけど入館料のわりに展示が少なくて結構がっかり……

↑と言いつつ楽しんでる人

その代わり天竜寺で雲龍図という天井画に出会えました。堂内のどこにいても龍の視線を感じる「八方睨み」の不思議な絵。写真NGだったのでググってください。

 

そしていよいよトロッコ列車山陰本線の旧線を観光列車として活用しているのだが、「こんなとこ列車走ってたの!?」とびっくりしてしまうような険しい山の中を通る。目の前に迫り来る山の力に圧倒されて自然と敬虔な気持ちになった。山岳信仰が生まれるわけだ。かなり気に入ったので別の季節にも訪れたい……



ロッコ亀岡駅で折り返して、来た道を戻る。帰りはトロッコ嵯峨駅ではなく一つ前の嵐山駅で降りて、散策しながら中心部に戻ることにした。
私のお目当ては野宮神社源氏物語六条御息所が伊勢の斎宮に選ばれた娘とともに身を清めるために籠るのがこの場所。


縁結びの神社らしいけど源氏物語的にはご利益いまいちかも…… それにしてもこんな山奥までわざわざ出向く源氏はマメですね。

竹林の道は人が多くて映える写真は撮れない。

 

帰る前に軽く食べたいね、でも甘いものはちょっとね…となってまさかのタリーズコーヒーでホットドッグを食べた。安定の美味しさ。


帰りの嵐電は車と接触したらしく警察が来たりとざわついた。

 

で、今宵の宿はフォションホテルです。 うれし〜〜〜!

 

 

2021京都旅行②(レトロな喫茶店&町屋泊)

宇治は歩き尽くした…ので京都市内に移動し、母・叔母・祖母と合流することに。この旅行、実は家族旅行でした。

3人が京都文化博物館にいるというので、その別館にある前田珈琲に行くのはいかが?と提案したら採用された。ここは旧日本銀行京都支店の金庫だった場所。分厚い扉に名残ががあります。カップの絵がとてもかわいい。

 

宿は町屋を改装した一棟貸しのゲストハウス。中庭なんかもありとても良い雰囲気。私は離れの蔵で寝ました。こじんまりしていて気持ちが良く、こういう一軒家に住みたいという妄想のタネができた。

 

京都駅で今度は弟と合流し、伊勢丹で夕飯を買って宿で食べた。私は宇治で歩きすぎて疲労のピークを迎えており、食欲もなく……😭 (とか言いながらその後元気になってコンビニにアイス買いに行った)

 

お泊まり会気分でテンション上がっちゃってなかなか眠れず疲れたけど、久しぶりに家族でダラダラ過ごせて楽しかったです。