案じてばかりで産めない

海外旅行とか、全然案じてないじゃんって話ばかり書いてます。

年末年始ロンドン・パリ一人旅⑧(パリ編 こんなに帰りたいと思ったことはない)

※心に余裕がなかったので写真が全然ありません

 

なかなか進まないバスの中、スマホJALのカウンターの場所を調べ、バスを降りてからのシミュレーションをする。どうか間に合ってくれ……
しばらくしてまずはターミナル1に停車。このとき時刻は17:40。これなら間に合う!と安堵したが次の停留所はターミナル2A・2C。JALは2Eなのでさらに次か……と思っていたら、その次に着いたのは2B・2D。乗るバスを間違えたかとパニックになって「Do you go to terminal2E??」と運転手に訊く(叫ぶ)と「Next!!」と叫び返された。よかった……

ようやく2Eの看板が見えてきた。ゲートに入って停車、と思いきや、運転手が停車できる入り口を間違えたようでいったんゲートを出てぐるっと一周するはめに。嫌がらせか!?

バスはターミナルの1階部分に到着。口から飛び出そうなくらい心臓をバクバクさせて降車し、預けていたスーツケースを引ったくって猛ダッシュした。1階は到着フロアらしくチェックインカウンターが見当たらない。カートを片付けるおじさんが遠くに見えたので「Where is departure〜?」(←酷い)とダッシュしながら呼びかけると、「Lift! Lift!!」とエレベーターを必死に指差してくれた。通じた!ありがとう!!

エレベーターを降りたら、あとは事前のシミュレーション通り一番端にあるJALカウンターまでとにかく走るのみ。走って走ってなんとか辿り着いて時計を見ると17:55だった。間に合った……!
息切れして死にそうな私にグランドスタッフのお姉さんは「大丈夫ですよ」と優しくほほえみ手続きをしてくれたが、内線で「◯◯様いらっしゃいました」と連絡していたのでやはり最後の1人として待たれていたようだった。申し訳ありませんでした。

 

保安検査と出国手続きはスムーズに進み、搭乗開始前にゲートに着くことができた。もはや免税店を冷やかす余裕もないので、ただただベンチに座って心の中でフランスに別れを告げていた。ストであんまり観光できなかったけど楽しかったよ、近いうちにまた来るね。
搭乗ゲートでチケットを受け付ける係をさっきのカウンターのお姉さんがやっていて、「あ、◯◯様!(間に合ったのね)」とにっこりされて大変恥ずかしかったです。

帰りの飛行機はエコノミークラス症候群の恐怖で何度も目が覚め、そのたびに一生懸命脚の体操をしていたので日本に着く頃にはぐったりしていた。相変わらず食欲もなくて機内食もあまり楽しめず…… (でもアラジンは見た!)



着陸して入国手続きまでの長い通路を歩きながら、「本当に帰ってこれた……」となんだか不思議な感慨に浸っておりました。帰ってこれなかったらやばいんだけどね。
こうして私の年末年始ひとり旅は無事に(?)幕を下ろしたのでした。めでたしめでたし。

 

(おまけ)
ちなみに……体調は結局どうなったかという話です。
エコノミークラス症候群ではという不安が大きかったので、着いたその足で空港内の病院に寄ってロンドンで意識を失った話をしたところ、「大きい病院でCT検査を受けた方が良い。今日はご家族に迎えに来てもらいなさい」と帰され、さらに不安を大きくしながらも迎えに来てくれる家族はいないので1人で帰宅した(羽田のリムジンバスは券売機で座席が確保できるシステムで感動した)。
1日空けて6日から仕事初めの予定だったが、朝起きた瞬間激しい頭痛に襲われて吐いてしまい、まさかの10連休に…… 近所の病院では「疲れだね〜」と軽くあしらわれ、でも出された高い頭痛薬がよく効いたので翌日から出勤した。その後もしばらく特大口内炎が3つもできたり突然世界が回りだしたりと絶不調が続いたが、いつのまにか元気になって今に至ります。結局なんだったんでしょうね…… 後日別件で行った病院では「血栓は肺でトラップされるから脳に行くことはない。失神は単純に疲れだろう。」と言ってもらえてとりあえず一安心した。確かに11月くらいからツアーやら宝塚やらで毎週末熱心に遊んでいて疲れてはいた…… 今後は海外旅行は万全の状態で臨むことを心に誓いました。

 

最後におみやげ自慢です。

フォートナム&メイソンのお茶、オルゴール缶、バッグ、スパイス、ワインオープナー

ティーバッグ各種

リヨン駅で買った手袋とハンドクリーム

ウィンザー城のスプーンとお茶

V&Aのグッズ

マリクワ展のカード

ベルサイユ宮殿のグッズ

大英博物館のあひる

ハロッズのキャンディ

ニナスのマリーアントワネット紅茶、アンジェリーナのキャラメル

クスミティー